中国の小児を描いた図柄のものをいいます。平戸焼はこの図柄で最も有名。呉須で松樹下に唐児が嬉遊しているのを描いたものを特に重んじ、もっぱら幕府への献進、松浦侯の贈答用にのみ供したといいます。描いた小児の人数により三人唐児・五人唐児・七人唐児などと呼び、七人唐児を最佳のものとしました。