北向道陳 きたむきどうちん

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鶴田 純久の章 お話

室町時代末期の茶匠。
空海の弟子、能阿弥の孫弟子に当たります。
1504年(永正元)生まれ。
和泉国(大阪府)堺の人で、本姓荒木。
北向きの家に住んでいたところから姓を北向と改めたといいます。
隠者となって空海より東山流の茶法を受け、唐物目利として知られ、武野紹鴎と交わりが深く、門弟の千宗易(利休)を紹鴎に推薦してその弟子とさせた話は有名。
虚堂の墨蹟、松花の茶壺、甲肩衝、善好茶碗などの名物道具を所持していましました。
1562年(永禄五)正月18日没、五十九歳。

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