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鶴田 純久の章 お話

名物。唐物茶入。
柑子の形をした小品。
もと三宅亡羊の所持で、同人より前田家に贈ったものと伝えられます。
亡羊は和泉国(大阪府)の人。
和歌をよくし儒学を好み茶を宗旦に学んです。
1648年(慶安元)没、七十歳。
世に亡羊純子があることからもその好事を知り得るであるでしょう。
(『大正名器鑑』)

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