神戸加工陶器 こうべかこうとうき

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鶴田 純久の章 お話

神戸市産の輸出向陶磁器。
神戸開港によりわが国陶磁器の海外輸出をみるようになり、素地を県内および他府県に求め、同市において上絵付の加工をなし輸出をするようになりました。
陶画工は主として九谷より来たもので、画法も九谷風であります。
関東大震災後横浜の画工で当地に来た者も多く、横浜を凌駕する盛況となりましたが、おおむね家族的経営による小規模なものでありました。
のち中山手通二丁目に共同作業場を設置し、神戸加工陶磁器商工組合をつくりました。
(『工業調査彙報』一三ノ四)

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