名物葉茶壺の一つ。もと珠光の養子宗珠が所持していたもので、葉茶四斤余りが入る。上釉が黒く底になだれ掛かり、下釉は青めで、大小二十の瘤がある。筑前国(福岡県)志賀山から発見したの志賀を銘とした。一名仕香茶壺ともいう。(『茶道辞典』)