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鶴田 純久の章 お話

尾張瀬戸の陶工加藤忠治。同地における磁器の創業では民吉より先に成功し、その製はまず御蔵物となった。そして本業から磁業に転じた最初の十三人中の筆頭にいた。のち天保年間(1830~144)に方形の土を彫り抜いて重箱をつくったが、これがこの地の角物のはじめである。なおその二、三男も先に吉左衛門・民吉らと熱田新田の労働に従事していた。(『日本近世窯業史』)

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