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鶴田 純久の章 お話
灰釉 長頸瓶
灰釉 長頸瓶

Ash glaze pottery: tall-neck jar. Excavated from Sanage Ceramic Kiln, Aichi. 9th century. Height 32.3cm. Honda Collection.
愛知県猿投窯出土
9世紀
高さ32.3cm 口径10.9cm 胴径23.2cm 底径13.7cm
本多コレクション
 直立する太い口頸部をもった9世紀代の長頸瓶の典型例であり、肩の張りがなくなり、高台も裾張りの度が少なくなっている点からみて9世紀前半代の作品でしょう。灰白緻密な陶土を用い、よく焼き締まっていて、肩に濃緑の灰釉がかかっています。

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