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鶴田 純久の章 お話
灰釉 広口瓶
灰釉 広口瓶

Ash glaze pottery: jar with flaring mouth. Excavated at Kataoka, Shiojiri-shi, Nagano. 11th century. Height 31.7cm Kataoka Public Hall of ShiojiroCity.
長野県塩尻市片丘出土
11世紀
高さ31.7cm 口径17.8cm 胴径21.7cm 底径13.7cm
塩尻市片丘公民館
 大きく開いた太い口頸部、肩から底部に直につくられた胴の形状など特色のある大形瓶です。素地は灰白色のやや粗い土で、焼成はあまりよくなく、刷毛塗りで全面に施された灰釉は十分熔けず、黄白色を呈しています。岐阜県東濃諸窯の産でしょう。

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