銹絵芦雁文帆掛舟向付

銹絵芦雁文帆掛舟向付
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話
銹絵芦雁文帆掛舟向付
銹絵芦雁文帆掛舟向付

Dish in the shape of a sail boat with reed and wild goose design, iron brown under glaze
Length 21.0cm
Kyoto National Museum
高さ 4.4cm 長径21.0cm
京都国立博物館
 帆掛舟の帆をあらわした向付で、京焼独特の好みといえます。見込には雁の文様を、銹絵、呉須、白泥で釉下にあらわし、貫入の生じた釉が艶やかに溶けています。高台内に布目がついていますので 型作りしたものです。内箱の蓋表に「京焼帆ノ長皿口入」、蓋裏に「元文五年七月吉日相納候」の年紀が記されています。

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