高さ4.4cm 口径20.0cm 高台径10.0cm やや浅い鐔縁の皿で、同じ鐔縁ものでも類例の少ない形式である。三方に唐花文を配し、その間に染付の七宝文、縁には蓮弁文をあらわしている。裏面には牡丹花を中心にした葉先ののぴた唐草を三方に配し、高台には鋸歯状の蓮弁文がめぐらされている。大川内藩窯でも早い時期の作と思われる。