在銘品 ざいめいひん

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鶴田 純久の章 お話

茶碗・茶入・茶杓その他の箱書付に、銘が書き添えてある茶器をいいます。
例えば、「瀬戸茶入」とだけ書いてあれば箱書付でありますが、「瀬戸茶入、銘山吹」と書き添えてあれば在銘品となります。
銘は箱に書かれる場合と、器物に直接漆などで書かれる場合とがあります。
共にそれを書いた入、その銘が付けられた由緒などによって価値が生じてきます。
在銘とはやや異例の用語でありますが、有銘とすると有名と紛らわしいので骨董界の通用語となっています。
(『茶道辞典』)※かんし※めいかん

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