寿州窯 じゅしゅうよう

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鶴田 純久の章 お話

中国唐代に江南の寿州(安徽省寿県)で焼造しました。
甕色は黄であります。
陸羽の『茶経』に越州・鼎州・婆州・岳州・寿州・洪州の碗を論じて寿州と洪州とを最下としています。
寿甕は黄色なので茶の色が紫となり、茶にはふさわしくないとされたのであるでしょう。
(『茶経』『景徳鎮陶録』)

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