朝鮮慶尚南道梁山郡下西面旨羅里の古窯。李朝中期の窯と推定され、出土の破片は青味がかった白色の貫入のある陶器で、器は茶碗・皿・壷などの日用雑器であります。対馬の陶工大浦林斎の用いた胎土や釉薬と酷似しています。(『茶わん』三七)