美人肩 びじんけん お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.07.222023.09.15 形がほぼ如意尊に似た瓶。項と脚とは同じようにほっそりとたおやかで、口と足は相等しく、腹はやや大きく膨らんでいます。そのなだらかな起伏の美しさが絶妙なゆえに美人肩といいます。大きさはさまざまであります。中国清朝雍正(1723-35)の官窯の彩瓶に紅白の梅花を描いたものがあるようで、生動嬌艶な様相は群を抜いています。乾隆(1736-95)のものは人物を描いた精巧なものが多くあります。(『匋雅』『飲流斎説甕』)