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鶴田 純久の章 お話

プハンハンガリともいいます。
朝鮮語で大瓶・付紅などの字を当てる一種の医療器械。
肩のこりを和らげ、腫物の膿を吸い出すのに用います。
用法は器の中に小量の焼酎を入れ、点火して患部に器の口を押し当てますと、火はたちまち消えて器中の空気が稀薄になるためよく吸い付きます。
この壺は小形で優美にできているため、用途を知らずに茶入などに利用している人もあるでしょう。
(『朝鮮陶磁名考』)プハンハンガリ→プハンタンチ

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