磨釉退光 まゆうたいこう

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

新器を古器のように見せるために施す法。
すなわち新器は釉面に光沢を帯びるのでこれを除去するため漿詑で軽く摩擦し、さらに牛皮・膠詑・浩油で磨きその細痕を消し滋潤にします。
一見ほとんど莫偽を判別しがたいです。
(『飲流斎説甕』)

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