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鶴田 純久の章 お話

大名物。中国茶碗、灰被天目。
この天目は灰色の空模様が自ら晩景の気分を漂わせ、夕陽天目という名は真にその景色を表明しているといってよいです。
東山御物として奈良東大寺塔頭四聖坊に伝わり、享保年間(1716-36)大阪城代土岐丹後守の手に入り、1871年(明治四)土岐家より若狭侯酒井忠禄に伝わりました。
(『玩貨名物記』『古今名物類聚』『大正名器鑑』)

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