Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話
耀盌 ようわん
耀盌 ようわん

出口王仁三郎作の加彩楽茶碗一連作の銘。
大本教聖師としての巨大なる宗教活動の最後の結集表現としての作品であります。
時に七十三歳。
1944年(昭和一九)12月29日以後、約三年で、三千余個を製作。
当時亀岡の下矢田町に疎開していた京都清水の窯元佐々木松楽の窯場に通い、松楽・内海健郎・山川日出子らを助手として焼いました。
耀怨の銘は、加藤義一郎が王仁三郎の没後一年の1949年(同二四)2月6日、金重陶陽宅でこの茶碗を初見して驚嘆、当日列車の中でこれを耀怨と銘命したといいます。
※でぐちおにさぶろう

前に戻る
Facebook
Twitter
Email