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鶴田 純久の章 お話
丹波四耳壺
丹波四耳壺

高さ27.4cm 口径11.9cm 底径13.3cm
 重要美術品に認定されているもので、明らかに茶壺として作られたものであります。口縁をまるく捻り返し、肩の四方に耳をつけ、胴の張った姿は整っています。正面に「寛永元年亥三月朔日 上:吉 立杭村徳左衛門」の銘文が箆彫りされ、底を除いて外側全面に黒飴釉がずっぽりとかかっています。これも寛永期の丹波焼の作風を推測する上で貴重な資料であります。

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