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鶴田 純久の章 お話
瀬戸黒 茶碗
瀬戸黒 茶碗

高さ71.4cm 口径14.1cm 高台径4.5cm
 平らな作振りであります。腰まわりはまるく轆轤びきされ、やや小振りの高台がついています。高台の作りも無造作で、あるいはこれなど瀬戸黒として早い時期の作品であるかもしれません。小名田の尼が根から出土した初期の瀬戸黒茶碗は、これほど平たいものではないが、かなり類似した作風のものでありました。

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