金成山焼 かなりやまやき

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鶴田 純久の章 お話

出雲国八束郡意東村(島根県松江市東出雲町意東)の産。
1842年(天保十三)意東焼が廃窯となりますと、当時の支配役であった石倉氏がこれを慨嘆してその一手に開いたものです。
しかしこの窯は粗陶器物と赤瓦の製造を標榜しながら、その実は狭物と称して黄釉物を焼き出したため、布志名の諸陶家がこれを不都合として藩に訴え程なく閉鎖となりました。
(『出雲陶窯』)

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