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車御運上 くるまごうんじょう

肥前国(佐賀県)鍋島藩では1637年(寛永一四)陶業を統制し製造戸数を百五十五戸に定め陶車の数もまた百五十五挺に定めました。
すなわち一戸当たり車一挺でありました。
そして製陶家の上納する税を車御運上と呼んです。
当時は陶車を唯一の製陶機械と頼み、車御運上は陶磁器製造営業税とでもいうべきものでありました。
(『有田陶業史』)

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