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鶴田 純久の章 お話

瀬戸地方の窯場の用語であり、風裂の意であるでしょう。
火度の急激な上昇または急冷のために器物に割れの生ずることをいいます。
これは肉眼では容易に認め難い場合があり、そういう場合には器物を叩いてその音で感知することができ、またインタを引いて割れ筋を認めることも可能。
このようにして素焼の「かざけ」のあるものを除くように努めています。
そうしないと本焼の際破れたり砕けたりします。
なお本焼の際「かざけ」によって棚板や器物割れる場合があります。

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