Jar with chrysanthemum design, enamelled wareHeight 27.3cm高さ27.3cm アシュモレアン美術館 柿右衛門様式の意匠としては、様式的に前図の牡丹文につづくものと考えられます。太湖石を中心に菊花を描いた壺のなかでは古格の作行きであり、上絵付の色調も全体的に濃く華やかにあらわされています。上絵具の一部は煮えていますが、初期柿右衛門様式の壺としては共蓋も伴った数少ない作例の一つであります。