Large dish with design of millet and quails, enamelled ware
Mouth diameter 30.8cm
高さ6.9cm 口径30.8cm 高台径18.6cm 石川県立美術館
見込円窓内に二羽、左右に岩と粟を配していますが、その鮮やかな配色は古九谷様式色絵のなかでも特に傑出したものであり、まわりには蓮弁形の八方区割文を配しています。裏面にのびのびとした筆体で唐草文様があらわされ、高台内二重円圏内に大振りの角福銘がやはり染付で書されています。この裏文様と同様の破片が有田外山の黒牟田山辺田窯から出土しています。