Bowl on foot with design of hexagons and chrysanthemums, enamelled
ware
Mouth diameter 32.9cm
高さ12.7cm 口径32.9cm 高台径18.5cm 高台高6.3cm
従来ほとんど紹介されますことのなかった台鉢で、昭和四十七年九月に開催された石川県政施行百年記念 「古九谷名品展」で初めて一般に公開されました。口部を端反りにしたやや深い器部に大振りの高い台をつけた台鉢でありますが、このような器形の台鉢は他に見ない。見込には中央の亀甲枠内に菊と桔梗の図を赤のぼかしなどを使って丁寧に描き、そのまわり六方に亀甲半分の枠形文を紫、緑、青であらわし、口縁は七宝繫地文に白抜赤彩の梅花文を散らしています。裏面には紺青上絵の牡丹唐草文、高台にも緑と黄で七宝地文をめぐらしています。