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鶴田 純久の章 お話

呉須で素地に絵付(染付)をする場合、まず線描(瀬戸ではワリガキという)を施してから、その中を太い筆に呉須の溶液を含ませ溶液を溜めながら塗る。この方法をダミといい、呉須溶液の濃度によって濃ダミ・中ダミ淡ダミの称がある。しか濃ダミといっても線描の部分よりはいくらか淡いものである。ただし白釉上に色釉をもってダミする場合があり、これをクスリダミといい、例え瑠璃釉をもってダミするのを瑠璃ダミという。
ダミ筆の穂は長さ一二センチ前後、直径四センチ位。

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