Seto ware: ribbed jar, ash glaze. 14th century. Height 20.4cm.
14世紀
高さ20.4cm 口径11.5cm 胴径21.6cm 底径10.5cm
小形の広口で、口頭部は直立し、球形に近い形をしています。
三角形の粘土紐を貼り付け、そこから下半に向けて、三本一組の帯を四方に貼り付けて器面を飾っています。このような突帯手法は鎌倉後期の各器種に多くみるところで、前者のように会との関係はなさそうです。灰釉は全面に均一にかかっていますが、地上に永く伝世されたためでしょうか、褐色を帯びています。