Echizen ware: jar. 16th century. Height 64.0cm. Mizuno Museum of Old Ceramics.
16世紀
高さ64.0cm 口径19.3cm 胴径53.1cm 底径18.3cm
水野古陶磁館
小さい口頸部をもった算盤玉形の胴形の、越前特有の壺形態の一つです。口縁端は平坦な面取りがみられ、この壺が16世紀に降ることを示しています。田土を混ぜたきめの細かい土で、黒褐色の器肌に黄緑色の自然釉が肩一杯にかかり、半面は胴下半にまで流下してこの大きな壺をいっそうひきたたせています。越前大壺の優品の一つです。