Shigaraki ware: jar. 14th century. Height27.8cm.
14世紀
高さ27.8cm 口径22.5cm 胴径29.6cm 底径15.4cm
幅2.3cmの広い口縁帯を有する小形の甕で、肩が強く張り、胴に向けてくの字に屈折する鎌倉後期特有の形態をしています。口縁帯はN字状ではなく、上に引き上げていて、内面に段状の凹線を設けたとい口になっています。素地は長石の吹き出しの多い、粗い土で、よく焼けて器面は茶褐色を呈し、肩の全面に濃緑色の自然釉がたっぷりかかっています。