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鶴田 純久の章 お話
伊賀 大甕
伊賀 大甕

Iga ware: lage jar. 14th century. Height 54.7cm.
14世紀
高さ54.7cm 口径29.5cm 胴径46.7~48.0cm 底径17.0cm
 口縁のつくりは折り返されることなく、一段ひねって上へ厚く引いて、幅広い縁帯をつくっています。これが伊賀・信楽の妻の口縁の特色です。なで肩の算盤玉に近い胴形をしており、
14世紀中葉代の作かと考えられます。茶褐色に焼き上がり、肩にかかった自然釉が白ごまふり状を呈するのも伊賀の特色といえるでしょう。底裏に下駄印がある。

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