Tamba ware: jar. 15th century. Height 45.8cm.
Hyogo Prefectural Museum of Ceramics.
15世紀
高さ45.8cm 口径14.0cm 胴径39.3cm 底径14.8cm
兵庫県陶芸館
反口丸胴の壺の新しい形態です。口頸部はやや内傾気味に直立し、先端が外反するのは16世紀の手法です。紐土巻き上げによる胴部五段のはぎづくりで、器面は櫛によって整形する、いわゆる「猫「描手」 の手法をとっているのも同時代になって出現する新しい作風の一つです。肩に母の窯印がある。焼き上がりはよく、鮮緑釉がかかって美しいです。
