Tamba ware: jar. 15th century. Height 31.5cm.
Hyogo Prefectural Museum of Ceramics.
15世紀
高さ31.5cm 口径13.9cm 胴径26.0cm 底径13.7cm
兵庫県陶芸館
反口の口頭で、胴の最大径が中央部にあるこの種の壺の形は15~16世紀にままみられますが、一つの類型をたてうるかどうかまだ判然としません。紐土巻き上げ成形で器面は削り調整を施しています。
焼き上がりはよく、赤褐色の器肌の肩の半面に濃緑の自然釉がかかり、数条胴下半へ流下するようになるのもこの時期からの丹波の特色の一つです。