砧青磁砧花入 きぬたせいじきぬたはないれ

砧青磁砧花入
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鶴田 純久の章 お話
砧青磁砧花入
砧青磁砧花入

重文。
首の長い丸肩の砧形で、口造りは玉縁をなし、全体に轆轤目が現われ、貫入が見事である。
南宋官窯で焼かれた砧手の優品であり、失透性の少ない深い青磁の色合いといい、おっとりとしたうちにも堂々とした姿の美しさといい、青磁花入の白眉といえよう。
南宋代に青磁を焼成した主なる窯は、修内司・郊壇の二つの官窯と龍泉窯ですが、砧青磁の大半は龍泉窯で、少数の官窯がまざっているにすぎません。
官窯は龍泉窯に対し姿に 厳しさがあり、釉層も厚く、貫入のあることを約束としています。
【付属物】箱——桐白木
【寸法】 高さ:25.0 口径:5.8 底径:11 0 重さ:1040
【所蔵】 梅沢記念館.

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