Wine bottle with design of flowering plants of autumn, enamelled Iwakura ware
Height 24.1cm
高さ24.1cm 口径3.8cm 胴径14.8cm 底径9.5cm
備前焼などに見る辣形の徳利ですが、これもやはり荒い貫入の生じた朽葉色の釉が口部から胴裾にかけて厚くかかり、その上に色絵と金彩で菊を主題にした秋草文様が描かれています。前図とほぼ同様の作振りですが、土見せの高台内には「岩倉」の印が捺されています。岩倉焼と音羽焼とがどのような関係にあったかは判然としませんが、まったく同様の作振りであることは興味深いです。