交趾写唐草文急須
Mokubei: teapot in the style of kōchi ware with floral scroll design
Height 10.9cm
高さ10.9cm
交趾写唐草文急須
Mokubei: teapot in the style of kōchi ware with floral scroll design
Height 10.8cm
高さ10.8cm 口径4.5cm 底径 4.4cm
木米の紫交趾急須の代表的な作例ですが、両器とも同じ型によって作られたものと思われます。しかし色釉の配色はいささか異なっています。胴には牡丹の浮文様をめぐらし、蓋には雲文を透しています。
把手の下に「木米」 の印があり、蓋裏は土見せで、底にも「木米」の印を捺しています。共箱に 「茶銚 為扇嶺君作木米 文政庚寅秋」と記していますので、文政十三年(1830) の作であることがわかります。
