口径16.2×12.8cm
この作品も南川原時代の古鍋島と推測される。いずれも裏面を白無地にしているのが特色で、器表のほとんどを、色釉をかけ分けて塗溜めや鋳地にしているが、文:様を型押しによって浮文にあらわし、大きな花文を中央に配し、太い唐草風の枠をめぐらした独特の意匠である。何を手本としたものかは判然としないが、古鍋島様式異形の皿のなかでは、文様、色調といこ、極めて斬新な作振りのものである。
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