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鶴田 純久の章 お話

名物。
朝鮮茶碗、青井戸。
古びて底のあたりのかいらぎが剥落したのが秋の野のものさびしい景色13を偲ばせるための銘なのであるでしょう。
大阪の加賀宇之助か所有し、次いで松平不昧が購求しました。
1871年(明治四)の廃藩に際し島根県の田部家のものとなりました。
(『名物茶碗図会』『大正名器鑑』)

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