高さ46.7cm 口径7.0cm 底径25.4cm ふっくらと胴の張った大形の徳利で、これも他に例がない作品。胴には太い幹をもつ松樹を中心に、竹と梅を配した松竹梅の図をあらわしている。ロ部が破損欠失しているのが惜しまれる。聞くところでは、この作品の収まった箱に「享保六年」の年紀銘が書されているらしく、享保六年以前の作と推測しうる貴重な作品である。