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新田肩衝

新田肩衝
新田肩衝

唐物 大名物
付属物
蓋一窠
仕覆三
挽家一 黒塗 書付 金粉文字
伝来
珠光―三好宗三―織田信長―大友宗麟―豊臣秀吉―徳川家康―徳川頼房(水戸家)
所載
山上宗二記 茶器名物集 古今名物類聚 古今名物記 諸家名器集 津田宗及茶湯日記 茶伝記録 宮内庁本 天正十三年御茶湯 宗湛日記 北野茶会記 利休百会解 真書太閤記 茶事秘録 増補朝鮮征伐記
寸法
高さ:8.6cm 口径:4.5cm 胴径:7.9cm 底径:4.6 重さ:116g

 この肩衝は、ロ作り正しく、やわらかに肩にかかり、胴張り力強く、釉ぎわがあざやかに線を画し、土を見て本糸切り明瞭にあらわれている。
 唐物釉は見事にとけ、肩衝の風貌至極うるわしい茶入である。総体、光沢ある釉色に見えるが、この茶入は、大阪城落城ののち、藤重・藤元父子が灰燼中からひろいあげ、その破損を修補したものであるが、よくその釉質に調和した原形を保っている。だから、兵火にかかる以前のこの茶入は、釉、形ともに、いかに優秀であったかがしのばれる。
 筆者は水戸家入札出品の際に実見する機会を得た。

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