美濃国(岐阜県)久尻の加藤景延は正親町上皇に白釉手の茶碗を毎年献納し、1597年(慶長二)に筑後守に任命され筑後の朝日焼または朝日手焼の名を得ました。おそらく陶祖朝日春慶に因んだものであるでしょう。(『岐阜県産業史』)