高さ4.6cm 口径19.0×28.5cm 底径9.8×18.0cm
162色絵 姫 皿
高さ4.6cm 口径17.8×28.5cm 底径8.8×18.0cm
弓破魔文様の皿と同じように異形型物の代表作である。十二単を着した婦人をあらわしているので、俗に姫皿と呼ばれている。基本的なパターンはいずれも同様であるが、細部め文様や配色に相違がうかがわれ、第161図は長く引いた裳に沢瀉の文様をあらわし、第162図は唐草文を描いている。 いずれも外側には細やかな唐草文をめぐらし、高台外側には櫛目文、高台内に「冨貴長春」の文字が書されている。これらもほとんど同時期に製作されたものであろう。