狩野派の画家、陶画に造詣が深いです。1858年(安政五)生まれ。テレビン油描法を江戸川製陶所の納富介次郎に学び、東京工業学校(現東京工業大学)のワグネルの旭焼に絵付しました。1900年(明治三三)のパリ博覧会の際、佐賀県でテレビン油描法を実施。1931年(昭和六)1月9日東京で没、七十四歳。(塩田力蔵)