1914年(大正三)3月、大河内正敏・奥田誠一りが発起大となり東京大学心理学教室に設けられた陶磁器研究会。
初め大河内・奥田、のちに塩田力蔵・今泉雄作・中尾万三・横河民輔・原文次郎らが講演しました。
1923年(同一二)の関東大震災で一時中絶しましたが、その後東洋陶磁研究所が組織され、1927年(昭和二)11月には雑誌『陶磁』を発刊、次いで例会も復活しました。
講演の筆記は『彩壺会講演録』として刊行され、日本近代窯業史上に有力な参考資料となっています。
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