池水伊羅保 いけみずいらぼ お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.05.022023.05.22 名物。朝鮮茶碗、伊羅保。外側は赤色と青釉の片身替わり、内側には一抹の白い刷毛目が見事であります。銘は『後拾遺集』の懐円法師の歌「池水は天の川にやかよふらむ空なる月の底に見ゆるは」の歌意によるもので、おそらく内部の景色を見立てたものであるでしょう。片桐石州が所持し、その後藤林宗玄、松井伊助、井上平兵衛を転伝いしました。(『大正名器鑑』)