信楽焼より禁裏・将軍家に献進した腰白耳付の茶壷。武田信玄が好んだ形式であるのでこの名があるといいます。釉薬は上部を茶色とし下部を白とし、肩には耳を付けます。1622年(元和八)に幕府が命じて初めてこれをつくらせました。(『信楽焼沿革』)