大正万古 たいしょうばんこ

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鶴田 純久の章 お話

三重県4日市で1913年(大正二)頃水谷寅次郎が創製したものです。
従来の万古焼は外観が暗褐色で日用品一般には不適当でありましたが、大正万古は素地の改良、製法の簡単、生産費の軽減などの工夫に成功しました。
この新法によってたちまちに販路が開け、内地のみならず海外輸出もまた増加し、昭和初期には三重県下の製造戸数一七〇戸、年産額三七〇万円に至りました。
製品は洋食器・壁飾り・容器・土瓶・茶具・煙草用具・玩具・装飾品など。
(『日本窯業大観』)※たいしょうやき

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