高山窯 たかやまがま

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鶴田 純久の章 お話

岐阜県土岐市土岐津町高山にあります。
『日本近世窯業史』に、その陶器時代は不明でありますが、磁器は1823年(文政六)に神戸甚四郎・同小兵衛が瀬戸および多治見から伝習して起業したとあります。
製品は煎茶碗・急須・徳利など。
また『美濃焼の歴史』によりますと、1872年(明治五)頃田中定右衛門・長谷川新兵衛・神戸道助らが高山窯を開いて磁器を焼き始めましたが、窯株制の廃止となって新窯の開設が急増したのでそれぞれ分離して新窯を開き、磁器の生産を増大して今日の土岐津地区の基をつくりました。
(『日本近世窯業史』『美濃焼の歴史』)

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