玉柏手 たまがしわで お話marusankakusikaku 2011.07.042023.09.02 金華山茶入の一手。玉柏を本歌とし、高名なものに常磐・村雨・玉藻・増鏡・一本・葎・谷陰などがあるようで、岩浪・若水・芦垣は存滅不明。茶入の姿は胴で少し締まり上下の馴れ合いが格好よく、これを玉柏形といいます。下釉は柿色の艶のよい釉組で梨地があるようで、上釉は黒釉で濃い・薄い色があって一面に掛かり、黒釉の濃いところはなだれのようにみえます。釉組は常体と異なり釉が熔け銀が沈み入ってよいです。土は薄赤色に少し緋色があります。(『茶器弁玉集』『茶道名物考』)