玉川焼 たまがわやき

marusankakusikaku
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

嘉永年間(1848-54)に武蔵国玉川(多摩川)調布の里で榎本紫水(号は調布軒)が始めました。
この窯はかつて国分寺の瓦を焼いた跡にあるようで、そこから発掘された古瓦の文字の書風に倣い丸に玉の字の窯印を用いました。
玉川紫水・一ツヤキ・玉などの銘があります。
一説に年代を天明・寛政(1781-1801)の頃とします。
(『日本陶甕史』『日本陶器目録』『陶磁』七ノ四)

前に戻る
Facebook
Twitter
Email